棒ノ折山
標高:969m
所要時間:約5時間30分
東京都西多摩郡奥多摩町(にしたまぐん おくたままち)と埼玉県飯能市(はんのうし)との境にある棒ノ折山(ぼうのおれやま)へ行ってきました。
上りは、白谷沢から岩茸石、権次入峠を経由して山頂へ。
山頂からは、岩茸石から滝ノ平尾根を通り、滝ノ平尾根登山口に下るルートです。
動画はこちら
http://www.saoutdoors.org/bounooreyama-video/
さわらびの湯 第3駐車場
本日の出発地点は「さわらびの湯 第3駐車場」です。
温泉に立ち寄るのが前提でしょうが、無料で開放していただいているのがありがたいです。
登山終わりに、温泉に直行できるので最高の駐車場ですね。
棒ノ折山
今回の棒ノ折山は、以前から気になっていた山です。
標高は高くないものの、棒ノ折山の白谷沢コースは色々なところで紹介されているので、一度行ってみたかった山です。
天気は曇り空で、時期的に蒸し暑い感じです。
登山口
さわらびの湯は小高いところに在るので、眼下に入間川が流れており眺めが良いです。
さわらびの湯から車道を歩き、名栗湖まで行きます。
名栗湖の周遊道を歩き、登山口まで行きます。
橋の横に白谷沢登山口あります。
今日は、ここから登ります。
白谷沢コース
登り始めから、そこそこ勾配もあり登り応えがあります。
左下に、沢の音を感じながら歩いていきます。
途中から沢と合流します。
沢の横を歩く感じになりますが、アクセスが良ければ名前が付いてそうな滝が次々に現れます。
この辺りからが、このコースの核心部です。
沢を横切ったり、滝の横を登っていったりと、面白い道が続きます。
プチ沢登りのような感じで、楽しいですね。
下の写真だと、左側の岩を登っていく感じです。
増水した時なんかは、通れなさそうです。
所々、鎖やロープが設置されています。
滝を上から覗いたりもできます。
沢から離れて、一旦林道へ出ます。
東屋跡と思われる所で、少し休憩です。
白谷沢コースの沢の区間はここで終了。
岩茸石
東屋跡から岩茸石へ。
ここからは、普通の山道に入り山頂を目指します。
10分かからないくらいで、岩茸石に到着です。
大きな岩がお出迎え。
ここは分岐になっています。
権次入峠
岩茸石の分岐から、棒ノ折山方面へ向かいます。
ここから山頂までは、尾根のようなところ歩きます。
権次入峠も分岐になってます。
山頂まではもう少し。
ここもベンチがあり、ひと息つけます。
棒ノ折山山頂
権次入峠から山頂へ。
木の根っこの階段を登り、少しいくと山頂です。
棒ノ折山山頂に到着!
きっと晴れていれば展望が良いだろうなぁ、と思えるくらいひらけています。
当日は曇り空だったので、何も見えません。
山頂は広いので、のんびり休憩をしました。
滝ノ平尾根コース
山頂からの下りは、岩茸石までは同じルートで戻り、分岐で滝ノ平尾根を経由して下ります。
途中、小雨がパラつくタイミングで、少しだけ周囲の山々がぼんやりと見えました。
「こっちが多摩方面かぁ」、「あれが蕨山かなぁ」なんて思いながら、少し足をとめます。
滝ノ平尾根は、基本的に単調な山道でした。
ここの山は、木の根っこがスゴイですね。
土が流れやすいのか、登山者が多いのか・・削られて自然の階段になってます。
尾根をひたすら下り、無事下山して本日も終了です。
ふるさとの湯
下山後は、棒ノ折山といえばセットと言っていい、さわらびの湯へ向かいます。
歩いて直行できるので、楽しみに下りてきましたが・・・なんか様子がおかしい。
ガーン!!!
「本日休館日」
全くチェックしていませんでした。
かなりショック・・。
でも、第3駐車場を開放していただいていたのは感謝です。
気を取り直して周辺の温泉を検索しましたが、めぼしい所が無かったので、以前行って気に入った坂戸のふるさとの湯へ寄って帰りました。
坂戸 ふるさとの湯のウェブサイトはこちら
https://www.furusatonoyu.com/
棒ノ折山の感想
棒ノ折山は、期待通りの面白い山でした。
白谷沢の道は変化に富み、改めて山登りの楽しさを感じたルートでした。
ただ、滝ノ平尾根は単調で長いです。
棒ノ折山を検討されている方は、ぜひ白谷沢からの上りをお勧めします。
ある程度、山に慣れている方なら問題なくいけると思います。
あと、温泉の休館日はチェックしましょう・・・。
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