行道山
標高:442m
所要時間:約3時間30分
栃木県足利市(あしかがし)にある、行道山(ぎょうどうさん)へ行ってきました。
大岩山毘沙門天石柱門の男坂から登り始めて、毘沙門天を経由して行道山浄因寺まで行き、行道山山頂へ。
山頂からは大岩山方面へ下り、古道を歩いて戻るコースです。
2023年最後の山行になりました。
ここのところ、この辺りの低山がお気に入りです。
今回の動画はこちら
https://www.saoutdoors.org/gyoudousan-video/
駐車場
大岩山毘沙門天石柱門の横にある駐車場が、本日の出発地点です。
20台くらいは、無料で停められます。
公衆トイレもありますが、まぁけっこう年季がはいってます。
大岩山毘沙門天石柱門から男坂
駐車場の横にある、大岩山毘沙門天石柱門からスタート。
道は男坂と女坂、そして古道とありますが、男坂から行きます。
男坂は、正面の階段を上がっていきます。
一枚岩で、初っ端からなかなかの急登です。
雨の日だと、滑りやすいかもしれないですね。
この辺りの低山は、けっこう岩場もあって登り応えがあるので、最近のお気に入りです。
標高も低く、コースタイムも短いのに、山に登った感があって好きです。
ひらけた地点では、平野部の景色が良いです。
30分ほどグイッと登ると、毘沙門天下の分岐点に到着。
女坂と古道との分岐になってます。
大岩山毘沙門天
大岩山毘沙門天に到着しましたが、車道があるためか、とてもよく整備されています。
ブラっと一回り後、参拝して次へ。
大岩山毘沙門天のウェブサイトはこちら
https://www.oiwasan.or.jp/
行道山浄因寺
毘沙門天を後にし、浄因寺へ向かいます。
所々、山火事に対しての注意喚起が目に入ります。
そういえば、いつだったか数年前に、この辺りで山火事がありましたねぇ。
当時、ニュースでは目にしていたものの、その頃は山から離れていたこともあり、あまり気にしていませんでしたが、この辺りだったんですね。
浄因寺までは、高低差もあまりない道を歩きます。
日陰なので、かいた汗が引きこの時期は少し肌寒いです。
30分ほど歩くと、浄因寺の階段中腹あたりに差し掛かります。
モノレールの軌道があります。
ここから、石段を登り浄因寺へ。
門からして歴史ある佇まい。
上がって行くと、人っ子一人いません・・。
歴史あるお寺で、県の名勝第1号に指定されて・・などと記されていますが、手入れがされておらず廃れていきそうです。
僅かな距離で、毘沙門天との差がスゴイ・・・。
古い建物と良いロケーションなので、うまく広報をすれば人が訪れそうなので残念な感じです。
普段、訪れない人が言うのは勝手なことですが、維持管理が大変なんでしょうね。
春や秋に訪れると、とても良い景観なのかなぁと想像できます。
浄因寺を後にし、上を目指します。
寝釈迦
浄因寺を後にし、登っていきます。
尾根に取り付くと、寝釈迦があります。
寝釈迦のまわりには石像がたくさん。
ここの地点は、展望も良くベンチもあります。
行道山
寝釈迦からは、尾根道になります。
仏法蔵峠という分岐に到着。
道標にある、石尊山展望台というところが、行道山山頂だと思います。
道標は出ていない写真の左への道は、行道峠方面。
この辺りは、気持ち良い尾根道です。
階段を登ると山頂です。
行道山山頂に到着!
山頂は、少しスペースがあってベンチなどもあります。
山頂からは、北西方面の眺めが良いです。
この日は、赤城山がよく見えました。
大岩山
山頂でのんびり休憩したら、大岩山へ向かいます。
尾根道を20分ほど歩くと、大岩山に到着。
ここも、良いスポットです。
下山
大岩山から毘沙門天へ戻ります。
登山道は、よくある低山の感じです。
帰りは、車道経由で毘沙門天へ。
毘沙門天からは、女坂か古道か悩みましたが、古道で下ることに。
昔からある道なのでしょうが、特徴はないです。
スタート地点まで戻り、本日も無事終了です。
行道山の感想
お寺巡りもあり、なかなか面白い山行でした。
年を重ねたせいか、古い建造物や祠などにも興味が湧くようになってきましたね。
今回、登山というよりはお手軽なハイキングコースでしたが、男坂と行道山の尾根道は良い登山道です。
想像でしかないですが、景観は春や秋の方が良いかと思います。
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