稲含山
標高:1370m
所要時間:約3時間30分
群馬県甘楽郡下仁田町(かんらぐん しもにたまち)にある、稲含山(いなふくみやま)へ行ってきました。甘楽町(かんらまち)と下仁田町の境にあり、山頂は下仁田町のようです。
神の池公園から出発して、赤鳥居方面から登り、稲含神社(下仁田社殿)を経て山頂へ。下りは、稲含神社(秋畑社殿)経由で、夫婦ケヤキをまわってくるコースです。
動画はこちら
https://www.saoutdoors.org/inafukumiyama-video/
神の池公園
本日の出発地点は、神の池公園です。
全く人はいないのですが、整備はされています。
一応、公衆トイレはありますが、けっこう年代物なので、気になる方は下のほうで済ませてきたほうがよさそうです。
公園の前だけ車道が広がっていますので、数台は駐車できます。
稲含山
天気が良かったのもありますが、時期的に新緑が美しいです。
山行時間も距離も長くないですし、前回から少し期間があいてしまったので、体力的なことも考えてゆっくりスタートです。
登山口
神の池公園の階段を少し登って行くと、標識が出ていますので左側へ入っていきます。
遊歩道的な道を進んでいきます。
一度、林道を跨いで登山口へ入っていきます。
登山口を上がると、すぐに一ノ鳥居がお出迎え。
分岐点になっているので、右側の赤鳥居へ。(写真では左側)
茂垣峠(鳥居下)
一ノ鳥居から登ると、すぐに茂垣峠へ到着しました。
案内板には、下記のような訂正文が・・。
確かに、ガイドブックやアプリでは、茂垣峠や鳥居峠が全部違う位置に表記されています。
地元の方が言うのだから、これが正しいのですかね。
茂垣峠から稲含神社へ
茂垣峠の直上に赤鳥居があります。
登山道は、階段や柵が多くて、整備に力を入れているようです。
難しい箇所もなく、快適に登れます。
稲含神社(下仁田社殿)
茂垣峠から30~40分ほど登っていくと、稲含神社(下仁田社殿)へ到着しました。
いつも思うけど、こんな山の中にどうやって建設したのか・・?と思うほど、立派な造りです。
現代なら、ヘリコプターで資材を運ぶとかありますけどね。
山頂
稲含神社(下仁田社殿)から稲含山山頂を目指します。
鎖が設置されていますが、不安な方へ安全を配慮してという感じで、特段危ない道ではないです。
稲含山山頂へ到着!
着いた瞬間、思っていた以上の展望で驚きました。
山頂の木々を伐採しているようで、360度の大パノラマです。
山頂の花々も良い感じで咲いています。
山頂でのんびりお昼休憩です。
稲含山へ向かう途中、道の駅甘楽で購入した「かんらちゃん弁当」をいただきます。
きびが入った混ぜご飯と、竹輪のフライのお弁当。
秋畑分岐から稲含神社(旧秋畑社殿)方面から下り
帰りは秋畑分岐から稲含神社(旧秋畑社殿)方面へ向かいます。
こちらのルートも階段が多いですが、少し崩壊しかけているので足元には注意です。
稲含神社(旧秋畑社殿)に到着。
ここはもう手が入っていない感じで、数十年後には朽ちてしまう感じです。
二ノ鳥居。
ここも崩壊しています。
こちら側の登山道は、けっこう魅力的な道なので、整備されていないのが少しもったいないです。
夫婦ケヤキ
一ノ鳥居の手前まで下山してきましたが、時間に余裕があるので夫婦ケヤキへ寄ります。
道標に表記されてますが、そういえば神の水というのが途中にあった筈だなぁと。
全く気付きませんでしたが、途中の沢がそうだったのかな・・?
夫婦ケヤキへ向かう途中、上を見上げると気持ち良い景色が広がっていました。
春先のモコモコした感じの山は好きです。
しばらく歩いていくと、夫婦ケヤキの立て看板がありましたが、チョット分かりにく過ぎです。
けっこう、辺りを探してしまいました。
看板の先を上がって行くと夫婦ケヤキがあります。
とても立派なケヤキです。
真下まで行けるので、見応えがありました。
もっと、宣伝してもいいかなぁと思いましたね。
稲含山へ行った際には、是非とも立ち寄るのをおすすめします。
来た道を折り返して、神の池公園まで戻って本日も無事終了です。
かんなの湯
帰りに、かんなの湯へ寄ってきました。
お湯にあまり特徴はないのですが、施設はキレイで総合スパリゾートといった感じです。
快適に過ごせました。
かんなの湯のウェブサイトはこちら
http://www.kannanoyu.com/
稲含山の感想
全体的に整備されている山ですが、今回下りで歩いた稲含神社(旧秋畑社殿)方面のルートが少し荒れてしまっている印象です。個人的には、稲含神社(旧秋畑社殿)方面の登山道は好きなので、少し残念です。
山頂からの展望は素晴らしく、夫婦ケヤキなどの見どころもあって、とても楽しめました。
幅広い年代の方が楽しめる、良いハイキングコースだと思います。
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