赤久縄山
標高:1522m
所要時間:約5時間30分
群馬県多野郡神流町と藤岡市の境にある、赤久縄山(あかぐなやま)に行ってきました。
栗木平登山口から出発して、早滝分岐から早滝。
早滝から早滝分岐に戻り、尾根まで上がり東コース入口から山頂へ。
山頂からは西コース入口に下り、作業道を通って安取峠、安取峠からは林道で駐車場まで戻るコースです。
今回は、随分と昔から気にはかけていた赤久縄山です。
このエリアの山地図や山情報に目を通すと、よく赤久縄山が紹介されています。
いつでも行けそうな感じもしていて、標高や見どころなんかも今ひとつグッとくるところがなくて、行く機会の無かった山でした。
が・・・ここ1年くらいは、低山を中心に山へ行っているので、チョット行ってみようかなーという感じです。
駐車場
本日の出発地点は、栗木平登山口の横にある駐車場です。
路肩にスペースが有り、5台くらいは無料で駐車できます。
トイレはありません。
早滝
駐車場から少し歩き、橋を渡れば登山口があります。
登り始めは、沢沿いの登山道をしばらく進みます。
ここの道からは、名前が付いていてもいいような滝がいくつも有ります。
ちょうど新緑の時期と重なり、目を楽しませてくれます。
橋を渡り、早滝分岐から早滝へ。
そこまで険しくはないですが、切り立ったところは鎖が設置されています。
分岐からは、10分ほどで早滝に到着。
落差もあり、迫力あります。
赤久縄山
早滝分岐まで戻り、赤久縄山山頂を目指します。
ここからは、沢沿いに歩き植林地に入っていきます。
何度か沢を渡るので、増水時は厳しいコースかも知れません。
踏み跡はあるので、迷うことはないです。
尾根筋まで出たところ。
これくらいの標高になると、木々が芽吹き始めたくらいの状態でした。
ここから、林道沿いの尾根まで上がっていきますが、この辺りは少しだけ岩がでてきます。
上の尾根まで上がり、林道沿いの道を歩いていくと、鉄塔が表れます。
ここからは、南側の秩父方面の展望が良いです。
今回のコースでは、ここが一番良い眺めでした。
一旦、林道と合流した後に、東コース入口から山頂を目指します。
ここから、最後の登り。
赤久縄山山頂に到着!
けっこうスペースがあったので、ここでお昼休憩としました。
山頂からは、少し周囲が覗ける程度の展望でした。
360℃、なんとなく木々に囲まれています。
西コース入口から安取峠を経由して下山
山頂でのんびりしたら、西コースから下山です。
尾根道を少し下っていくと、西コース入口に到着。
再び、林道と合流です。
ここから、安取峠方面へ向かいますが、ん・・この道なのかな・・・という感じ。
幅広い、作業道っぽい道です。
そう、下山で歩いた道は廃作業道のようで、ひたすらこのような道が続きます。
写真だと伝わりにくいのですが、周囲の岩と崩れて砂利のようになっている足元が、青紫のような色で不思議な景観でした。
なかなか面白い道です。
葉が生い茂る時期も、歩いてみたい道でした。
とはいえ、ひたすら砂利道のような道を下るので、これはこれでシンドイです。
一部、細めの山道も有りましたが、ごく僅かです。
安取峠の分岐から山道に入り、30分程度下ると駐車場まで戻れます。
ようやく、作業道が終わったと思い、分岐から下り始めて1〜2分。
50mくらい下の方で、4つ足の黒い動物が動いています。
鹿とかではないし、熊っぽいけどチョット小さいよなぁ。
大きな尻尾はなさそうだから、狸みたいなやつでもなさそうだし・・。
足を止めて熊スプレーを構えて伺っていると、向こうはこちらに気付いているかどうかは分からないけど、下の方に下って行ってしまいました。
取り敢えず、安取峠まで戻ってどうするか思案。
幸いにも他のルートがあり、無理して後を追いかけるように下る必要もないので、遠回りにはなるけれど林道から下ることにしました。
ということで、林道歩きがプラスされてしまいましたが、無事に駐車場まで戻って終了です。
白寿の湯
この辺りは温泉がないので、帰りに何度も行っている、お気に入りの白寿の湯に寄ってきました。
浴室などはシンプルですが、施設はキレイだし、何と言っても泉質が良いです。
好みは分かれるかもしれませんが、おすすめです。
白寿の湯のウェブサイトはこちら
https://ofurocafe-hakujyu.com/
赤久縄山の感想
上りの栗木平登山口から沢沿いの登り~東口コースは、変化に富んでいて登りごたえもあり、良いコースでした。
お子さん連れなんかは、登山口から早滝までの往復ハイキングコースも十分ありですね。
楽しめると思います。
下りは、ほぼほぼ作業道と林道でしたので、けっこう単調でした。
本文でも触れた通り、岩の色合いなんかは良い景観でしたけど。
日帰りの山としては、なかなか楽しめる良い山でした。
林道から手軽に山頂に行けるようですが、栗木平登山口からの登頂がおススメです。
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