赤雪山
標高:620m
所要時間:5時間30分
栃木県足利市にある赤雪山(あかゆきやま)へ行ってきました。
松田川ダムから出発して、キャンプ場から仙人ヶ岳方面へ上がり、赤雪山まで尾根伝いに周回してくるコースです。
関東一帯が雨予報の中、どこか降らないエリアはないかと探したところ、足利や佐野辺りが降ったとしてもパラつく程度で済みそうだったので、今回は赤雪山へ行くことにしました。
以前、仙人ヶ岳へ行った際に、山頂で出会った方がこの周回コースで来ており、私もいつか歩いてみようと思っていたコースです。
松田川ダム
本日の出発地点は、松田川ダムです。
10台ほどは無料で駐車できて、使用可能レベルの公衆トイレもあります。
登山口
まずは、車道歩きから。
ダム沿いを歩いていきます。
10分ほど歩いていくと、赤雪山の登山口に到着です。
ここから、尾根コースで赤雪山山頂まで行けて、谷沿いのコースはもう少し手前の分岐から行くようです。
帰りは、ここから下りてくる予定。
さらに10分ほどダム沿いを歩いていくと、キャンプ場に到着しました。
時期的なものなのか、平日だからなのか、誰もいませんでした。
キャンプ場の辺りが登り口になっている筈だけど、どこかなぁとウロウロ。
キャンプ場の一番奥にある、タンクの裏っかわが登り口になっていました。
手前に案内板などは無いので、少し分かりづらいですね。
知の岳
ここから山道で、上の尾根まで一気に登ります。
まずは、廃作業道のような所を進みます。
作業道と別れを告げ、尾根筋まで一直線の急登。
尾根まで上がりました。
ここから赤雪山までの一周は、アップダウンはあるものの、基本的に尾根歩きです。
いいですね、このゴツゴツした感じの道。
この辺りの山域に来た感じがします。
少し歩くと、これから行く山々も見えました。
キャンプ場から1時間ほどで、分岐点に到着です。
仙人ヶ岳、猪子峠、キャンプ場の分岐。
ダム方面がよく見えます。
今日の天候では、期待していなかっただけにチョット嬉しい。
分岐のすぐ横が知の岳です。
熊の分岐
知の岳から、赤雪山分岐までは登りです。
ここの尾根は、岩と松が入り混じり、とても好きな道です。
10分ほどで、熊の分岐に到着。
赤雪山分岐
さらに登り、赤雪山分岐へ。
仙人ヶ岳の山頂はすぐそこなのだけど、今回は行かずに赤雪山方面へ向かいます。
ちなみに、ここの分岐点が今日一番の標高でした。
後仙人ヶ岳
この先は足元が岩というよりは、土の道が多くなります。
分岐から、下って登り返したところのピークに「後仙人ヶ岳」の標識がかかっていました。
この先も、いくつかの小さなピークを越えていきますが、1つ1つに名前が付いているっぽいですね。
三角山
思っていたよりは踏み跡もしっかりとあり、笹や草も生えていないので歩きやすい道です。
たまーに、岩場の区間がある程度。
ピークを境に進む方向が変わるのですが、立派な道標があるので道迷いも心配ないです。
道標の奥が山頂っぽかったので進んでみると、三角山という案内が出ていました。
足利百名山。
山頂の先まで行ってみると、北側がひらけていました。
天気が良ければ、日光方面も見えそうですね。
原仁田ノ頭
歩き続けていると、ひときわ大きな岩が出現。
岩の上には石祠がありました。
神楽場という所らしいです。
振り返ると、先程まで居た三角山と仙人ヶ岳が見えます。
いくつも小さなピークを越えているので、全ての名前は拾えていないかも知れないです。
平らなところにあったのが、原仁田ノ頭。
赤雪山
本日最後の登り。
赤雪山山頂に到着。
東屋があるので、遅い昼休憩にしました。
山頂からは、平野部の眺めが良いです。
松田川ダムへ
周回コースもあと少し、松田川ダムまでの最後の下りを尾根コースからいきます。
山頂付近は、朽ちてしまっていますが木段の道。
その後は、歩きやすい尾根道が続きます。
振り返ると、赤雪山が見えました。
長かった周回コースも、もう少しで終わりです。
下の方は、植林地を抜けていきます。
ここのコースは、一番人が通るコースなのでしょう。
道幅が広くて、しっかりと踏まれています。
予定通り、下の道に合流してダムの駐車場まで戻り、本日も終了です。
赤雪山の感想
今回は、どこかのピークを目指して登頂、というよりは周回コースで尾根筋を歩く、という山行でした。
長い登りや下りは無いのですが、いくつもの小さなピークを越えていくので、けっこう歩きごたえがありました。
尾根に取り付いてからは、全体的に標高の変化が少なく先が見通せるので、これから向かう山々と通過した山々を、時折見渡せるのが面白いですね。
今回は、キャンプ場から登り始めましたが、逆回りでも楽しめますし、プラスで仙人ヶ岳に寄るのも良いプランだと思います。
事前に、赤雪山の登山道が倒木などで荒れているという情報を耳にしていましたが、恐らく今回は通らなかった谷沿いのコースのことではないでしょうか。
低山の尾根歩きを満喫したい方には、オススメの周回コースです。
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