荒船山
標高:1356m
所要時間:約7時間
群馬県甘楽郡下仁田町にある、200名山の荒船山(あらふねやま)行ってきました。
荒船山立岩登山口から出発して、田口峠分岐、星尾峠と経由し荒船山の頂稜へ。
艫岩(ともいわ)まで足を伸ばして休憩。
下山は、星尾峠方面に同じ道を下り、左岸コース分岐、荒船山分岐と経由して、荒船山立岩登山口まで戻るルートです。
今回は、十数年ぶりに荒船山へ行ってきました。
前回は、相沢登山口から登った気がしますが、記憶が朧げです。
上の方でソールが剥がれてしまい、ペタンペタンというのが邪魔くさくて取ってしまったところ、雨が降っていたことも重なって、滑りながら下りソールって大事だなぁと実感した思い出があります。
というわけで、懐かしの荒船山へ出発です。
立岩登山口駐車場
今回の出発地点は、立岩登山口駐車場です。
10台チョットは、無料で停められます。
トイレなどはありませんが、少し下の集落に公衆トイレがありました。
平日とはいえ、荒船山なので人がいるかなぁと思いきや、他の車はいませんでした。
沢沿いのコース
駐車場から出発すると、すぐに沢を渡ります。
ここのコースは、何度か沢を渡るし橋も崩壊していたりするので、増水時に通るのは難しいかも知れません。
しばらくは、右下に沢を見ながらの歩きです。
ここの橋は崩壊してしまっています。
上の方は大丈夫。
木製の橋は、逆に渡るのが怖い。
特にキツい登りもなく、沢沿いをゆったりと歩けます。
田口峠分岐
一旦、作業道のような道に出ます。
この道を西の方へ行くと、田口峠へ行くようです。
星尾峠
作業道はほんの少しだけで、すぐに山道に戻ります。
この辺りは、場所によって踏み跡が薄く間違いやすいので、ピンクテープが頼り。
少し行くと、また沢沿いの道になります。
星尾峠の手前が、少し急坂。
星尾峠に到着。
経塚入口
星尾峠から、山頂方面へ向かいます。
しばらくは、尾根下をトラバースするような道。
最後に、崩壊しかけている木段の道があり、急な登りです。
経塚入口という、経塚山との分岐にきました。
経塚山が荒船山の最高地点だと思いますが、立岩を絡めたルートでまた来たいなぁと思うので、今回は敢えて行きません。
今回は、頂稜歩きがメインです。
荒船山
殆どアップダウンの無い、頂稜をのんびり歩きます。
端から端までは、約30分程度。
中間くらいに、荒船山神社奥宮があります。
水量は少ないけど、小さな沢もあります。
艫岩に到着。
天気も良かったので、眺めが素晴らしい。
横に避難小屋があったので、ベンチとテーブルをお借りしてお昼休憩です。
休憩を終えたら、もと来た道を戻ります。
行きではスルーした、クリンソウ群生地に寄ります。
ちょうど咲いていましたが、思っていたより小規模・・・。
写真に写っている範囲+αくらいです。
看板があるくらいだから、珍しい植物なのかな・・?
下り
さて、下りは星尾峠の先までは同じコースで下り、左岸コース分岐というところから山側の斜面を行きます。
こちらのコースは、あまり人が歩いていないようです。
まぁ、通っている道を考えると、あまり需要のないルートなのも分かります。
ここのルートも、何度か沢を跨いでいきますが、踏み跡がかなり薄いところが何ヶ所も有り、間違いやすいですね。
私も、2度ほど大きくズレてしまいました。
道もまぁまぁ荒れ気味です。
途中に、立派な東屋が。
昔は、もっと人が多く歩いていたのかも知れません。
荒船山分岐に到着。
この辺りからは、植林地を歩いていきます。
線ヶ滝
駐車場まで戻ったら、歩いて数分の所に線ヶ滝があるので、チョット足を伸ばし散策をして本日も終了です。
入口には、説明してある案内板が3つ。
一番古そうなのは、伝説のようなお話。
段々と現実的かつ細かくなってきているのが面白い。
下の方まで、螺旋階段で下りられます。
この滝は、落差があるので迫力もあり、真っ直ぐに落ちている水の筋が美しいです。
磯部温泉 恵みの湯
今日はたくさん汗をかいたので、温泉に寄っていきたい。
帰り道に星尾温泉があるのですが、今現在平日はあまり営業をしていないようで、この日も休業中。
何処か良いところはないかなぁと調べて、少し離れているけれど磯辺温泉に寄ってきました。
そんなに特徴的な泉質ではないですけど、湯船も適温で良い感じ。
リーズナブルで、シンプルかつキレイな施設は好みです。
立ち寄り湯って、こんな感じで十分。
恵みの湯のウェブサイトはこちら
https://www.megumi-spa.com/
荒船山の感想
今回のルートでは、全体的に急斜面や危険な箇所は殆ど無くて、ゆったりと山歩きを堪能できました。
植林されているエリアが少ないのも、魅力の1つですね。
山の上では、10人以上の方とすれ違いましたが、星尾峠方面から上がって来ている人はいないようでした。
星尾峠より下の区間は、けっこう不明瞭な道や入口が多いので、アプリや地図をしっかり使った方がいいです。
今回、今の自分の中では、少し距離が長めの14km弱になりました。
だいぶ体の強度が戻ってきたので、程よい疲れで終えることができました。
荒船山は、いくつか違うルートからも候補に上がっているので、また訪れたいと思います。
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