二子山（横瀬）
標高：８８２ｍ
所要時間：約４時間
埼玉県秩父郡横瀬町にある、二子山（ふたごやま）へ行ってきました。
芦ヶ久保から出発して、兵ノ沢コースから山頂へ。
山頂からは、尾根コースで下山する周回コースです。
休みだから、早起きせずにゆっくりと寝たい気分。
でも、休みの日だから山も行きたい。
というわけで、お昼前からのゆっくりスタートのハイキングです。
道の駅あしがくぼ
本日の出発地点は、道の駅あしがくぼの第２駐車場です。
道の駅の外れにあり、無料で駐車できます。
平日なのに、けっこう車がいるじゃないかと思ったら、殆どが従業員のでしたね。
兵ノ沢コース
登山口は、駐車場の横にある橋を渡り、横の道へ入っていきます。
少し進むと、西武線の下を潜るトンネルが現れます。
トンネルを抜けると兵ノ沢コース。
トンネルへ行かずに、線路沿いを直進すると尾根コース方面です。
トンネル内は、明かりが灯っています。
トンネルを抜けると、山道の始まりです。
１０分ほど登っていくと、尾根の取り付けに着いて、看板が設置されています。
ここの山は、山のことをレクチャーしてくれる看板が、所々に設置されています。
こういうのは良いですよね。
ここの尾根筋を上がっていくと、小ピークを経由していく尾根コースになっているようです。
今回は、沢沿いを歩きたいので、谷の方へ下りていきます。
少し進むと沢にぶつかりました。
暫くの間、沢沿いの谷を歩きます。
ここの沢は、水量はあまりないです。
この標高の山なら、こんなもんですかね。
何度か、沢を横切ります。
９月も下旬に差し掛かり、だいぶ気温は落ち着いてきましたが、今日は気温が高めで下界は３０度予報。
沢沿いで北側斜面なのがまだ救いですが、全身汗ダクです。
この標高だと、まだ少し暑いか。
上の方は、大雨時だけ水が流れる感じですかね。
湿ったガレ場のような感じです。
谷から離れて、尾根へ上がっていきます。
尾根まで上がりました。
道標では「行き止まり」となっていますが、下の方で別れた道を進んでくると、ここで合流するようです。
ここからは、雌岳へ向かって一直線。
暫くは、なだらかな気持ち良い尾根道を歩きます。
山頂の手前が、けっこうな急坂です。
二子山山頂
急坂を登り終えると、二子山の雌岳（めだけ）に到着です。
続いて、雄岳を目指します。
１０分程ですが、急坂を下って登り返します。
雄岳（おだけ）山頂に到着です。
展望の良い岩場がある筈なんだけどなぁ、と南側の方へ少し歩いていくと・・。
ありました。
おぉー、武甲山や武川岳が一望できます。
展望のない登山道だったので、期待通りの眺めで大満足。
事前に、岩からの展望が良いという情報を得ていたので、てっきり岩峰のようなピークが２つあるのかと思っていましたが、違いましたね。
雄岳の先に、展望の良い岩があるということでした。
岩は結構狭くて、２〜３人立てる程度の広さですが、全然人とすれ違わなくて人も来なさそうなので、ここでお昼休憩にしました。
お弁当は、道の駅で買ってきたカレー焼きそばです。
カレー焼きそばって、何処かのB級グルメであったような気もするが・・。
ゆっくりスタートだと、こういうのが買えるので、この山行パターンはけっこう好きです。
尾根コース
ゆっくりと休憩したら雌岳まで戻り、帰りは尾根側を通って芦ヶ久保まで戻ります。
尾根道なので道は安定していますが、こちら側もけっこうな急斜面です。
午後の光を浴びながら、のんびりと尾根道を下ります。
４０分ほど下っていくと、大きな岩が現れました。
越えると冨士浅間神社で、とても眺めがよく秩父市街がよく見えます。
今日のコースだと、ここの冨士浅間神社と山頂の岩が展望ポイントですね。
無事下山できるように、ご挨拶。
神社の先も急斜面です。
下まで下りてくると、何かが見えます。
冬に行っている氷柱のやつかな？
鳥居をくぐると道に出ます。
一旦車道を挟み、最後は線路の横を歩いて戻り、本日も無事終了です。
武甲温泉
帰りに、武甲温泉へ寄ってきました。
ここは、昔に来たことがあるけれど、今は経営が代わったらしい。
まぁ、イメージ通りの古い感じの施設で、お湯もあまり特徴がないです。
これから、少しづつリニューアルをしていこうという感じですかね。
施設はそれなりに広いので、登山帰りなら有りかな。
武甲温泉のウェブサイトはこちら
https://buko-onsen.co.jp/
二子山の感想
久しぶりの秩父でしたが、たまに来ると秩父・奥武蔵も良いですね。
緑豊かな尾根道と植林の道が気持ちよくて、よく踏まれた登山道が安定したハイキングに導いてくれます。
今回の二子山は、低山とはいえなかなか登りごたえがありました。
沢沿い、急登、尾根道、岩からの展望と、なかなか良い周回コースでしたね。
体力と時間のある方は、武川岳あたりを含ませても面白いかも知れません。
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