ゴシュウ山(仏岩山)
標高:940m
所要時間:約4時間30分
群馬県甘楽郡下仁田町(かんらぐん しもにたまち)にある、ゴシュウ山へ行ってきました。
集落の上部にある水道施設の横から入り、ゴシュウ山~秋葉山(あきやさん)~不動堂(秋葉山登山口)まで下りてくるコースです。
動画はこちら
https://www.saoutdoors.org/goshuuyama-video/
ゴシュウ山
今回のゴシュウ山は、事前の段階で「道が不明瞭」との情報が多くて、アプリを見ても道が散見している感じでした。
そのあたりも踏まえて、ゴシュウ山へ登ってきました。
基本的に、道標や案内板などのようなものは殆どなかったので、ピンクのテープと地形図を頼りに進み、たまにアプリのGPSで現在位置を確認しながらの登山になりました。
登山口
集落を抜けた先に水道施設がありますので、そこの路肩に車両を停めさせていただいて出発です。
数台は駐車できるスペースがあります。
水道施設から少し道を上へ行くと、砂防堰堤があります。
砂防堰堤の右側の道から入って行きました。
が、しかし・・・。
正しくは砂防堰堤の左側が正しかったようで、それに気付き途中で反対側へ渡りました。
沢は枯れていたので、どこからでも渡れました。
砂防堰堤の左側が正しいようです。
案内の標識などは無いです。
沢沿いを登っていく
登山口から、しばらくの間は沢沿いを登っていきます。
ひらけた場所へ到着したら、ここからは沢を離れて尾根を目指します。
尾根を目指す
ここから尾根を目指しますが、踏み跡が有るような無いような・・。
ピンクのテープを目を凝らして見つけながら、道っぽいような道じゃないような道を登っていきます。
尾根~作業道~沢
尾根にとりつきました。
尾根を少し進んだら、作業道(おそらく)と合流するので、しばらく作業道を進みます。
少し行くと、また違う沢筋へ出ますので、ここから沢沿いに登っていきます。
沢から離れて尾根へ向かう
ここから秋葉山山頂近くの尾根まで上がっていきますが、またしてもテープ探しの道になりました。
目的の向かう地点や方角は把握しているので、ピンクのテープを確認しながら、何処を歩いていけばいいかを考えながら進んでいきます。
下の写真の辺りは、あきらかにみんな悩んで歩いているのが分かりました。
踏み跡を辿るというよりは、自分なりに歩きやすそうな道を選んで進みました。
考えながら少しづつ登っていくと、空がひらけてきて尾根に到着です。
ゴシュウ山と秋葉山との分岐
尾根の分岐点に到着です。
今日、初めて見た案内板です(笑)。
ゴシュウ山山頂方面へ
ここからゴシュウ山山頂を目指します。
分岐からは、少しだけ急登していきます。
尾根に出ると、展望がひらけました。
天気も良かったので、眺めが良いです。
ここからは、山頂まで尾根沿いを進んでいきます。
いくつかピークを越えていくのですが、石仏がピークごとに祀られていました。
慶応〇年という刻石もあったので、信仰の歴史ある山なんだと思います。
途中、けっこう両側が切り立った箇所もあって、面白いです。
木々が無いところでは、眺めも良いです。
ゴシュウ山山頂
分岐から30分ほど歩いていくと、ゴシュウ山山頂へ到着!
山頂は広くないですが、高い木が無いので、周囲の展望が素晴らしいです。
天気が良かったので、妙義、浅間、荒船など、周囲の山々が見えます。
荒船山もくっきり
山頂でのんびりしながら、お昼ご飯をいただきます。
今日は、来る途中の「道の駅しもにた」で買ってきた、焼きそばとおいなりさんのお弁当。
山で食べる焼きそばが、おいしくて仕方がないです。
秋葉山山頂へ
休憩を終えたら、尾根コースを分岐まで戻って、秋葉山山頂へ向かいます。
分岐から山頂まではすぐです。
山頂へ到着!
分岐から下山
秋葉山山頂から分岐まで戻って、ここから不動堂(秋葉山登山口)まで下ります。
尾根をいくつか折り返しながら下っていくと、岩壁沿いの道になります。
この辺りの岩は脆いらしく、足元は独特の砂利道です。
岩は大きな空洞がいくつもあり、中には石像が祀られています。
いつ崩れるか分からない感じがしますが、かなり大きいです。
岩壁沿いのコースを離れて、少し下って行くと沢に出ます。
ここの沢を渡って、林道へ出ると登山口です。
あとは、林道をテコテコ歩いてスタート地点まで戻り、本日も無事終了です。
荒船の湯
帰りは、荒船の湯へ寄ってきました。
お湯自体はあまり特徴がありませんが、管理・清掃が行き届いていて、とても気持ちよく過ごせました。
荒船の湯のウェブサイトはこちら
https://arafunenoyu.com/
ゴシュウ山の感想
久しぶりに「ここはどっちだろ?」、「こっちで合ってるかな?」、と考えながらの山行でした。
地形図とコンパス頼りの頃を思い出させます。
情報があまりなくて、メジャーじゃない山へ行くときは、こんな感じだったなぁと。
分岐から、ゴシュウ山山頂まで続く尾根沿いのコースは、とても良い道でした。
開けたところは展望がよくて、高度感を感じるところもあり、変化に富んで楽しかったです。
整備があまりされていないのが、この山の魅力なのかもしれませんね。
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