武川岳
標高:1051m
所要時間:約5時間30分
埼玉県飯能市と秩父郡横瀬町の境界にある、武川岳(たけがわだけ)へ行ってきました。
名郷から出発して、天狗岩、前武川岳を通り武川岳山頂へ。
山頂からは、妻坂峠を経由して名郷まで下山する、周回コースです。
今回は、奥武蔵の武川岳。
武川岳は山頂が十字路のようになっていて、いくつもルートがあるので悩ましいところですが、天狗尾根というところから登ってみることにしました。
時期的にも、緑豊かなのが想像できるので楽しみです。
駐車場
今回の出発地点は、こちらの有料駐車場です。
名郷バス停の横にあります。
平日500円、公衆トイレもあります。
どうやって料金を支払えばいいのかなぁと、少し彷徨いてみる。
すると、看板のところに「帰る時看板下に料金箱を設置します」と書いてありました。
無かったらどうしようかな〜などと、少しモヤモヤしながら出発です。
夕方に帰ってきたら、料金箱が設置されていました。
封筒が車のワイパーのところに挟まっていたので、この封筒にお金を入れて料金箱に支払うというシステムでした。
登山口
まずは車道歩きからです。
沢沿いの車道を少し歩いていきます。
趣のあるお店のようなところの角を右へ曲がります。
ここからは坂道の車道。
車道を進んでいくと、未舗装路になり案内板があります。
石段を上へ。
その後、林道歩きをしていくと、登山口があります。
ここが登山口っぽいです。
ここから山道に入ります。
その後、途中で1度だけ林道を跨ぎます。
天狗岩
ここからが、ちゃんとした登山道の始まり。
けっこう傾斜がありますね。
巻くような感じで登っていくと、フェンスがあります。
東側は、開発されているようです。
少しずつ岩が出てきました。
天狗岩下部に到着。
男坂と女坂があるので、男坂から上ります。
男坂は、天狗岩の直登ルートで、女坂は巻道のようです。
独特の白っぽい岩場を登っていきます。
なかなか登りごたえがあって、面白いです。
道としては、個人的にはここが今日のハイライトかな。
天狗岩頂上に到着。
1つ大きな岩があるわけではなくて、ここの岩場全体を天狗岩って呼ぶっぽいですね。
良い道でした。
前武川岳
天狗岩からは、尾根筋をいきます。
この辺りが、天狗尾根っていうのかな。
害獣よけなのか、途中からネットが出現。
ネット沿いに登っていきます。
この辺りも、けっこう急坂。
勾配がなくなり、ひらけたところが前武川岳というところでした。
あまり山頂感は無いです。
武川岳
前武川岳から武川岳までは、緩やかな尾根道です。
軽く下って、登り返したら武川岳山頂です。
山頂はけっこう広くて、ベンチもあって休憩に適しています。
というわけで、今日はここでお昼休憩。
平日なのに、先客6名ほど。
休憩中も何人か登ってきていたので、けっこう人気のある山みたいです。
山頂は、十字路というか・・各道の交差点のようになっているので、人が行き交います。
妻坂峠
山頂からは、妻坂峠をまわって下っていきます。
奥武蔵っぽい、豊かな緑が美しいです。
ここの道も、なかなかの急坂です。
この辺りは、思っていたより登りごたえのある山ですね。
全体的に展望のない山でしたが、隙間から少し周囲が見えました。
奥の方が、大持山あたりですかね。
あの辺りは、20年くらい前に行ったことがあるなぁなんて思いながら。
妻坂峠まで下りてきました。
入間川起点標石
妻坂峠から、出発地点の名郷まで戻ります。
ここからは、植林地の中を歩きます。
底が抜けそうな鉄板の橋を越えたら・・。
ここからは車道歩きです。
少し行くと、入間川起点標石というのがありました。
入間川は、ここを起点にしているのですね。
ということは、下山中に横を流れていた沢は、入間川の源流ってことか。
看板もありました。
少し先には、沢山の湧き水も。
ということで、最後はテクテクと車道を1時間程歩いて、本日も終了です。
さわらびの湯
帰りに、さわらびの湯に寄ってきました。
けっこう、登山帰りの方もちらほら見受けられました。
特徴のあるお湯ではないですが、登山後にはちょうど良い感じです。
さわらびの湯のウェブサイトはこちら
https://sawarabino-yu.jp/
武川岳の感想
武川岳は、思っていたよりも登りごたえのある山でした。
特に、天狗岩の男坂が良かったので、そこをルートに入れると面白いと思います。
ただ、今回の周回ルートは、後半に車道歩きが続くので好みは別れるかと。
奥武蔵の緑を楽しめる山歩きは、程よい難度のハイキングで良い山行となりました。
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