
雨降山
標高:1013m
所要時間:約3時間30分
群馬県藤岡市にある、雨降山(あめふりやま)へ行ってきました。
雨降山登山口から、雨降山東峰を経て雨降山山頂へ。
山頂からは法久峠登山口へ下り、林道でスタート地点まで戻る周回コースです。
先週の山行では体調がイマイチだったので、今回は様子見で軽めのところを登りにいこうかと思っていたところ・・。
前日の昼ごろまで、関東の平野部では雪や雪混じりの雨が降り、山では少し積もっていそうな感じになりました。
というわけで、今冬最後の雪を楽しもうかと思い、1000mくらいの標高でそんなに奥じゃない、そして祝日だったので人があまりいなさそうな山を探し、雨降山へ行ってみることにしました。
林道の入口
大した雪ではなかったので、下の方の道は溶けて消えてしまっていましたが、御荷鉾スーパー林道へ入るとまだ雪も残っていて、雪の重さで折れてしまった木も散乱している状態で少し荒れ気味です。
スタッドレスは履いているものの、4WD車ではないのでチョット不安。
冬季通行止の案内板は出ているけれど、どこから先が行けないのだろう、とモヤモヤしながら車を走らせていると、下山予定にしていた雨降山登山口の入口に到着。
ここは、他の林道と接続していて、路肩にスペースがあったので、急遽予定を変更してここからスタートをすることにしました。

ここから、山頂までの往復か周回かは後ほど決めるとして、とりあえず林道を歩き始めました。

雨降山登山口
おぉ、予想通りというか、思っていた以上に積雪があり嬉しい。
そして、誰の足跡も無い!

サクサクと雪を踏みしめ、少し歩いていくと登山口に到着です。

雨降山東峰
しばらくは、植林地帯を歩いていきます。

雪は積もっているものの、この辺りは迷うことなく行けました。

植林地帯を抜けると一気に積雪が増え、この日は下部で10cm、上部で20cm、雪が溜まるところは膝丈くらいといったところ。

途中、雪に埋もれた石碑があり、人工物を見かけるとルートが間違っていないのでホッとする。

尾根筋になると、さすがに初見の山では登山道が分からないので、歩きやすいところを探しながら何となく進みます。

鳥居が現れました。

雨降山東峰に到着です。

山頂にはNHKの中継局があります。
展望が良いマークが地図には載っていたけど、それほどでもない感じです。
ここでお昼休憩にしようかと考えて登ってきましたが、景色もイマイチだし、思っていたよりは積雪があるものの問題なく歩けているので、雨降山まで行ってみます。

雨降山山頂
雨降山山頂までは、尾根伝いに歩いていきます。

見えてきました。

チョコチョコと岩もあるので、慎重にいきます。

山頂手前は急登です。
正規のルートは分からないので、それっぽいところを探しながら登っていきます。

というわけで、雨降山山頂に到着です。
スタートから100分くらい。
木々の合間から、まわりの景色は少し見えるものの、特に展望は無し。

ベンチになりそうな丸太を掘り起こして、ここでお昼休憩としました。
地図やアプリを見ながら、下りはどうしようかと考えましたが、時間的に余裕もあるし西側から法久峠の方へ下ってみることにしました。

法久峠登山口へ下山
休憩を終えて下山開始。
山頂から西側へ下っていきます。
分岐のようなところで、作業道のような道と交差していました。

どうやら、ここを下っていくっぽい。

ここのルートは、作業道多くて間違いやすいので注意です。
雪が無ければ、踏み跡や荒れ具合で判断しやすいかも知れませんが、この日は選択が難しかった。
上部は、作業道を横断するような感じで登山道があり、中間は作業道を歩いていきました。

しばらく進むと、辺りがひらけてきました。
この辺りが唯一の好展望ですかね。

大規模な太陽光発電地がひろがっていました。

しばらくは作業道歩きでしたが、太陽光発電地を抜けた先に分岐があります。
ここから、登山道へ入ります。

ここからは道に悩むこともなく、サクサクと快適な雪道歩き。

法久峠登山口まで下りてきました。
元々は、ここがスタート地点の予定だったところです。
雪が解けてみないと分かりませんが、パット見は5台くらいは停められそうです。

最後は、スタート地点まで林道歩きで戻り、本日も無事終了です。

白寿の湯
帰りに白寿の湯へ寄ってきました。
神流町や上野村方面の山へ行った帰りには、よく寄る温泉です。
濃いめの泉質がお気に入り。
ただ、訪れた日が祝日だったために、休日料金の上に混んでいました。
まぁ、仕方ないんだけどね。
白寿の湯のウェブサイトはこちら
https://ofurocafe-hakujyu.com/

雨降山の感想
当日の判断で、予定していたルートとは逆に周ることになりましたが、下りが作業道を中心にした道で歩きやすくて、結果的には良い周回コースになりました。
予想通りの積雪で、他の登山者もいなく、まっさらな状態の雪道を楽しめました。
雪のない日に登るとなると、個人的にはそこまで魅力を感じる山ではありませんが、今回は良い山行となりました。
関東で雪が降った時には、1000mくらいの低山へ行って、プチ雪山を楽しむというのが楽しみの一つになりました。
まぁ、また来年かなぁ。
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