駒ヶ岳(赤城山)

駒ヶ岳(赤城山)

駒ヶ岳(赤城山)
標高:1685m
所要時間:約5時間30分

群馬県前橋市と桐生市の境にある、赤城山の駒ヶ岳(こまがたけ)に行ってきました。
利平茶屋森林公園から出発して、尾根沿いに登り駒ヶ岳山頂へ。
山頂からは、篭山、鳥居峠、御神水と経由して下山。
最後に、山崖の滝まで往復して終了です。

今回は、以前に「山と溪谷」という雑誌で紹介されていたコースを参考にして、計画を立てました。
雑誌では、長七郎山のコースでしたが、少しアレンジした形です。
利平茶屋森林公園からの尾根道が、ナイフリッジ、ロープの急登、露岩を縫う踏み跡のハイグレード・ハイキングと紹介されていたので、どんな山道か期待大です。
4月中旬なので、時期的には少し早いかなぁどうかなぁ・・・という感じです。

駒ヶ岳(赤城山)

利平茶屋森林公園

本日の出発地点は、利平茶屋森林公園です。
何十台も無料で駐車ができて、キレイなトイレもありました。
トイレですが、夕方には閉鎖されていて、日中だけ開放されているみたいなので要注意。

利平茶屋森林公園

駒ヶ岳

駐車場の横から、林道に入り出発。

登山道

林道を歩き進めると違う方向に行きそうだったので、地図を確認して山の方に入りました。
取りあえずは、尾根を目指します。

登山道

写真は、尾根に取り付いたとこ。
ここから山頂までは、尾根伝いに歩いていきます。

登山道

アカヤシオが少しだけ咲いています。
もう2週間ほど後だったら、たくさん咲いていたかな。

登山道

遊歩道との分岐から先が、本日のお楽しみルート。
さっそく現れたのが、ナイフリッジ!ですが・・・まぁどうってことはないです。

登山道

少し先に、ロープの急登。
ここも、ロープは無くてもいいかなぁ。

登山道

お次は、岩地帯。
ここは、登りごたえがあります。
ここがメインという感じですかね。

登山道

岩の地帯を越えていくと、笹が出てきますが、時期的に枯れていて背丈もありません。

登山道

鳥居峠との分岐に到着。

鳥居峠との分岐

この先は、しばらく笹の道を歩きます。

登山道

大沼からの登山道と合流。
ずっとこの階段なのかなぁ、それだとしんどい。

登山道

一気に展望が開けました。
久しぶりに、標高のある所にきた感があります。
ある程度標高があると、山の雰囲気が違うのでいいですね。

登山道

山頂までは、もう少し。
ここからは、木段の道に変わります。
なかなか良い道です。

登山道

南東側の眺めが良いです。
この日は曇り空でしたけど、なかなかの眺め。

登山道

上の方は、まだ少し雪が残ってました。

登山道

駒ヶ岳山頂に到着!
時期が早すぎたのか、全然人がいません。

駒ヶ岳山頂

山頂から大沼方面

山頂から大沼

黒檜山もばっちし。
ここを繋げて歩く人が多いだろうけど、今日は駒ヶ岳まで。
黒檜山は、またの機会に違うルートから行ってみたいと思います。

山頂でのんびりしようかと思っていましたが、あまり良いスペースが無かったので、途中のベンチがあった所まで下ってお昼休憩です。

山頂から黒檜山

篭山

思ったより気温が低くて冷えてきたので、休憩もそこそこに下山開始です。
笹の道を下って、分岐から鳥居峠へ向かう途中に、篭山というのがあるので寄っていきます。
篭山の辺りだけ、岩があります。

登山道

途中にある、小さなピークといった感じですかね。

篭山山頂

鳥居峠

篭山を下っていくと、鳥居峠に到着。

鳥居峠

覚満渕が見下ろせます。

覚満渕

御神水

鳥居峠からは、御神水を目指します。
鳥居峠にある、ケーブルカー駅舎跡の裏手から下っていきます。

駅舎跡

朽ち果てている、石段の下りです。

登山道

今回、このルートにしたのは、ここを歩きたかったのもあります。

登山道

なんか、こういう遺構的なのにも惹かれるんです。

登山道

石段が延々と続きますが、コンクリートがボロボロになり始めている箇所もあるので、足元は慎重に。
石段の横には登山道もありました。

登山道

なんか、中途半端な山の中で終わっています。
ここが始点というわけでもないだろうし、どういう事なんでしょう?
この先は、撤去されちゃったのかな?
きっと、詳しく記載されたウェブサイトがありそうです。

登山道

石段の終わりの横に、御神水があります。
なんか想像していたのと、少し違う・・。

御神水

山崖の滝

御神水から、出発地点の利平茶屋森林公園まで下ります。
この辺りは植林が無いので、山の特徴が表れて良いですね。

登山道

下まで下りてきて、夕方になってしまいましたが、もう少し時間があるので山崖の滝まで足を運びます。
キャンプ場の中にある橋を渡り、滝方面へ。

こちらの道は、崩壊の為に通行不可となっていましたが、滝までは行けます。
確かに、滝の手前あたりからは、だいぶ荒れた感じの道になっていました。

登山道

滝の手前で、鹿が数頭いて左右の山に分かれて逃げて行ったのですが、鳴き声が谷に響き渡って少し怖い感じでした。
沢の水量が少ないので、歩きながら滝はどうかなぁと思っていましたが、これが意外とスケールが大きくて、見ごたえのある滝です。
写真だと伝わりにくいですね。
来た道を戻り、駐車場まで帰り本日も終了です。

山崖の滝

駒ヶ岳の感想

駐車場から駒ヶ岳山頂までは、ひたすら登りでしたが、なかなか登りごたえがありました。
確かに、ハイキングとしてはハードだけど、雑誌での表現はちょっとオーバーかなぁ。
久しぶりに、標高が1600くらいだったので、なかなか山の雰囲気が良かったです。
やっぱり、ある程度の標高があると、これはこれで良いですね。
石段や下山の道、滝も楽しめて、良い山行になりました。
天候と季節がイマイチだったのかな。

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