名栗金比羅山

金比羅山

金比羅山
標高:660m
所要時間:約4時間30分

埼玉県飯能市にある、金比羅山(こんぴらさん)に行ってきました。
さわらびの湯からスタートして、龍泉寺から金比羅尾根に入り金比羅山山頂へ。
中登坂から大ヨケの滝入口へ難路表記されている道で下山し、名栗湖沿いにさわらびの湯まで戻るコースです。

今回は他の山へ行く予定でしたが、駐車場へ到着すると公衆トイレは閉鎖されており、近隣のカフェかなんかでしょうか・・・看板が設けられており、公共の駐車場ではなくなっていました。
様々な事情があるのだろうと思いながら、無断で停めておくとトラブルになりそうなので、ここの山は諦めてとりあえず移動。
せっかく、この辺りまで来たので、何処か近場で他の良い山はないかと思案。
ということで、金比羅山へ行くことに。
急遽決めたルートでしたが、思いのほか良い山行になりました。

名栗金比羅山

さわらびの湯 駐車場

今回のスタート地点は、さわらびの湯の駐車場です。
かなりの台数が無料で駐車できます。

さわらびの湯 駐車場

登山口

金比羅尾根への登山口は、龍泉寺の横です。
どこか少し迷いましたが、墓地の向かって左側が入口です。

登山口

少し登っていくと、祠があったのでお参りして出発。

登山口上の祠

金比羅神社奥ノ院

登り始めると、初っ端から急登。

登山道

奥武蔵っぽい、豊かな森が迎えてくれます。

登山道

グイグイと登っていきます。

登山道

勾配の大きい道を登り終えると、鳥居が見えてきます。

登山道

しばらく進むと金比羅神社奥ノ院へ到着。
焼失してしまった、金比羅神社跡のようです。

金比羅神社跡

金比羅山

尾根に出た辺りからは、前日の雪が残っていました。
サクサクと雪の道を楽しみます。

登山道

山頂手前の登りは、踏み跡が無かったので慎重に行きます。

登山道

金比羅山山頂に到着。
多少ひらけていますが、尾根上のピークの1つといった感じです。
切り株に腰を掛けて、ここでお昼休憩にしましたが、積雪があり下からの冷気で体が冷えてきました。
というわけで、休憩もそこそこに出発。

金比羅山山頂

中登坂から大ヨケの滝入口へ

山頂からは、尾根道を進んでいきます。

登山道

この後の予定は、中登坂というところから大ヨケの滝入口へ下っていきます。
山と高原地図では、難路の表記がされているので、どんなもんかなぁと。
雪もあるし、歩くのが難しそうなら、無理をせずに戻る心構えで行きます。

登山道

下り始めは、雪で全く踏み跡が無かったので、恐らく此処だろうという目星をつけて慎重に行きます。
しばらくは、植林地帯をトラバースするような感じ。

登山道

尾根筋に辿り着くと、積雪が無くなりました。
ここからが、急斜面。
登りでも、難儀しそうな感じです。

登山道

向かいの棒ノ折山方面も、雪化粧しています。
今回の積雪は、標高500mくらいから上に残っているようでした。

登山道から棒ノ折山方面

この辺りは、なかなか好みの道でした。
上の尾根道とは違う雰囲気です。

登山道

地図では難路表記の道ですが、踏み跡も有り問題ないです。
ただ、立ち枯れしている木や倒木がけっこうありました。

登山道

殆ど下りてきたところで、この看板・・。
イヤイヤイヤ、それは無いだろう・・・。
結局、この先も問題なく下れたのですが、こういうのはドキッとします。
これは、何のことを表しているのか・・・よく分からなかったです。

看板

看板の先を確認したところ、道が続いていたので進みます。
というか、ここまで下りてきたので、道が崩壊していたら下りれそうな所を適当に行きますけどね。

登山道

この先は、多少は道が荒れているのかな。
でも、問題なし。

登山道

小ヨケの滝

少し下ると、小ヨケの滝との分岐点に。
せっかくなので、滝の方へ寄り道。
滝までの道は、少し不明瞭です。

分岐

小ヨケの滝は、3段くらいの滝でなかなか良い感じ。
夏頃は、もう少し水量もあって迫力がありそうです。

小ヨケの滝

小ヨケの滝から分岐に戻り下っていくと、また小ヨケの滝の看板が。

小ヨケの滝の看板

似たような滝があり、先ほどとは違う小ヨケの滝の看板がある。
どういうことだ・・・?
下ってきたはずなのに、また同じところに戻ってきてしまったのか。
迷ってしまったのかと一瞬混乱しましたが、先ほど撮った写真やGPSを確認し、違う地点に居ることを確認。
真相は分かりませんが、看板の立て間違いなのかどうなのか。
取りあえず、自分的には小ヨケの滝の上部・下部ということで。
上部の方が本物っぽい感じはします。

小ヨケの滝

少し混乱しましたが、落ち着いて沢沿いに下っていきます。

登山道

無事、大ヨケの滝入口まで下りてきました。
入口は、土砂で埋まってしまっていますね。

大ヨケの滝入口

大ヨケの滝

車道に出て、少し行くと大ヨケの滝があります。

大ヨケの滝

これは落差もあり、なかなか素晴らしい。

大ヨケの滝

さて、ここからはひたすらに車道歩きで、さわらびの湯まで戻ります。

車道

名栗湖を端から端まで歩きます。
ダム沿いを40~50分歩いて戻り終了です。

名栗湖

さわらびの湯

駐車場まで戻ったら、さわらびの湯に行きます。
下山後、直ぐに行けるのが嬉しい。
さわらびの湯は、棒ノ折山へ行った際に休館日で入れなかったので、いつか行ってみたいと思っていた温泉です。
泉質自体は、あまり特徴はなかったのですが、登山後にはもってこいの快適な施設でした。

さわらびの湯のウェブサイトはこちら
https://sawarabino-yu.jp/

さわらびの湯

名栗金比羅山の感想

今回は、急遽決めたルートでしたが、思った以上に充実した山行になりました。
コースとしては一見地味ですが、奥武蔵っぽい尾根の入り口からの登り、尾根の雪道、中登坂からの魅力的な山道、小ヨケの滝・大ヨケの滝、名栗湖沿いの道(ちょっと長かったけど)とバラエティに富んだ行程になりました。
日頃から山の地図を見ていて良かった。
でも、駐車場とか、もう少し下調べしてから行った方がいいのかなぁ・・・。

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